新しい採用のかたち

採用市場における課題

いま、自分自身で痛烈に課題を感じていて、その課題を解決できるスタートアップであれば投資したいと(あくまで現段階の個人的な見解としてです)思っている分野があります。

 

非同期動画を活用した人材マッチングプラットフォームです。

 

BtoBソリューションの分野では昨年8月にシリーズCで22百万ドル[20億円弱]の調達をしたHireVue等、米国だけ見ても20社以上が存在します。

 

国内ではサイボウズさんが提供されていますね。

 

上記ソリューションビジネスも興味深いのですが、もし日本で展開するのであれば私はtoCに寄せた転職/就職サイトが良いと考えています(恐らくB向けのソリューションとして技術的なハードルは高くないので差別化が難しくすぐレッドオーシャン化しそう)。

 

では採用における主なプレイヤー、採用担当者と求職者の課題は何か? 

 

どれだけ各種採用サイトで(スキル)マッチングの精度が高まっても、有能なヘッドハンターからの紹介でも、応募者に会わずに採用することはありません。必ずどこかのタイミングで顔を合わせてのコミュニケーションを取ります。しかしその面接に至るまでも、書類選考の煩雑さ、面接調整の難しさ(その連絡すら時間が合わないと成り立たないですし)と非効率な業務を嘆いている方もいらっしゃると思います。

 

また、せっかく時間をかけて書類選考をして面接をセットしても、思っていた人材ではない、と瞬時に判断するケースもあると聞きます。そのとき面接をすぐ終了することも当然できません。時間と労力でカバーせざるを得ない仕事と諦めていらっしゃる採用担当の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 

昨今はLinkedInやFacebookを活用してのダイレクトリクルーティング、ソーシャルリクルーティングも盛んです。ソーシャルメディアを介して一部の課題解決もなされると思いますが、やはり100%オンラインのプロフィールやコミュニケーション力を信じることは難しいでしょう。あくまでその人となりを知る補完的な位置づけとしてソーシャルメディアは活用されるにとどまるのではないかと思います。

 

個人、求職者にとって、既存のリクルートサイトでは学歴や職歴・資格によってスクリーニングされ、まず人柄を伝える機会がありません。書類選考だけで落とされてしまうときのあの悲しさといったらないですよね(期待していなかったにしても)。この部分はいくらスキルマッチング精度が高まったとしても、自分の可能性が広がることにはつながりにくいと思うのです。もっというと、経験をしたことがない職務へのチャレンジは20代のうちでなければできないという風潮もありますが、それが年齢を重ねていくほど現状維持を考えたり、会社に頼ることを促進し、個人の働く力を奪うことになっていないかな、とも思ったりもします。

 

実際に自分自身が昨年の転職活動で、自身の人脈でお話を伺う以外に、転職サイトを介して20社以上の応募をしましたが、実際に面接に至ったのはわずか1件のみと惨憺たる結果でした。一方で知り合い、友人からの紹介であれば、まず会っては頂けるという状況があり、そのなかで結局は決まりました。すべてのひとがそうだとは思いませんが、自分自身をアピールする場が年齢を経るごとに狭まるという課題が大きく残っているように感じます。

 

バックグラウンドを知らないけど、ものすごく魅力的な人物だなぁ、と思うひとと出会ったことはありませんか? 普段の生活では会うなり履歴書を提出してもらうこともないわけですし、紙がなくてもいきなり学歴や経歴を聞くようなひとはいませんよね? 

 

広くとらえれば、仕事に限らず、ひとがひとを知るということをより豊かにするプラットフォームがつくれたら、それは価値があるんじゃないかな。と思います。

 

ということで、もう少し突っ込んだ話を一緒にして頂ける方がいらっしゃいましたら(ブレストレベルで全然OKです)、ぜひお声掛けください。

 

今後も自分なりに自分なりに興味を持ったり有望と思われる事業についてこのブログで紹介をしていくつもりです。起業を考えていて、事業ドメインを決めかねている方はぜひお気軽にご相談ください! もちろん、今考えている事業アイデアをベンチャーキャピタリストの目で見てほしい、検証して欲しい、という方も大歓迎です!

 

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