ベンチャーキャピタリストとのつながり方

ベンチャーキャピタリストとの付き合い方

事業計画書の作り方がわかったら

先だって、Find Job! StartupにCAV代表田島の事業計画書の書き方に関する寄稿記事が掲載されました。

 

上記記事はこれから起業される方には、ぜひご一読頂きたいのですが(特にユーザー目線で価値を語れるかどうかのあたりなど)、そのように事業計画書を作ったとして、誰に(どのベンチャーキャピタリストに)、どう持っていくべきなのか? という点も気になっている方もいらっしゃるかもしれません。

 

特にはじめて起業をされる方がどのようにベンチャーキャピタリストと付き合い始めると良いのだろうか、どのようにアプローチすべきなのだろうか、ということを、両方の立場を経験した者として考察してみました。これから起業される方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

 

実際の起業家の皆さんとのつながり方

ちょうど私もCAVに来てもうすぐ1年ということもありますので、私自身がどういったルート・手法で起業家の方とお会いしているかを振り返ってざっくりまとめてみました。

 

私が起業家の方々から具体的にご相談に乗るケースでいいますと以下のようになります。

  • 60%はインバウンド(それ以外はイベントでのお声掛けや直接のこちらからのアプローチ)
  • インバウンドのうち70%以上がご紹介(さらにその半数以上が、元からの知り合いの方か、起業家の方からのご紹介。それ以外はメディア経由など)

 

業界復帰初年度ということで、まずはフットワークでと様々なコミュニティに顔を出させて頂いたりするなかで、昔から知っている近しいベンチャー界隈の友人や、起業家の方からお知り合いをご紹介頂くことが増えてきました。

 

他のベンチャーキャピタリストの方はどうでしょうか? 会社での立場や特色(投資するステージや分野の違いなど)、キャピタリストとしての経験の長さなどで多少個人差はあるにせよ、ある程度年数が重なっていくと近しい結果になるのではないかと想像しています(もっとインバウンド率は上がるかな?)。

 

ベンチャーキャピタリストへのアプローチ手法は何がベスト?

起業家(ひとによって定義は様々あると思いますが)からのご紹介を受けるのが一番ベンチャーキャピタリストにとって前向きにお話を伺いやすいのではないかと思います。

 

特にそのベンチャーキャピタリストと縁のある(仲が良さそう、出資関係にある、など)起業家の方経由であれば、より刺さりやすいかと。

 

もちろん既に直接キャピタリストに当たれるルートがあるならば、あまり遠回りする意味もないかもしれませんが(先輩起業家にダメ出ししてもらうというメリットはあるかもしれないですが)。

 

では、直接キャピタリストにアプローチをする場合、飛び込み(は今どき無いかw)、ソーシャルメディア、ブログ、で言うと例えば、Facebook経由で知り合い経由でアプローチをするのが良いかなと。あぁ○○さんの友人なのですね。と思えたりもするので。

 

本ブログ経由でアプローチを頂くこともありますが、その後何回かメールのやり取りをさせて頂いて、実際にお会いするようなケースが多いです(お互いの人物が分かりづらいというのもあり)。

 

3つのアプローチ手法

  1. 起業家の友人・知人がいれば紹介を頼む
  2. ベンチャーキャピタリストに縁のあるベンチャーコミュニティの友人・知人に紹介を頼む
  3. 直接アプローチをする場合は人となりが分かるようにアタックする(FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアや自己紹介を添えてブログなどからアプローチ)

の順番で検討するのが良いのではないかなと思います。

 

人を介することで、第三者評価も入りますし、ベンチャーキャピタリストに対するある意味シビアな評価を聞くこともできるでしょうし。

 

VCに直接アプローチする場合の注意点

ルートがなく、直接アプローチする場合は、少なくとも以下はきっちり伝えたいところです。何をやろうとしているのかだけを伝えても、ただ起業したいので相談に乗ってくださいというだけでも、十分ではないと思います。

  • 強い動機(なぜその事業をやりたいのか)
  • 明確なビジョン(どのような世界をその事業でつくりたいのか)
  • 人となり(それをやる自分はどのような人物なのか)

相手の立場で考えるという当たり前のことが出来ていれば大丈夫ですが、なかなか自分のアイデアを客観的にみることは難しいですから。。

 

ということで、素敵な事業計画書が出来ましたら、または事業アイデアが浮かびましたら(私は柔らかいステータス大歓迎です)、こういったアプローチでベンチャーキャピタリストと接触してみてはいかがでしょうか。

 

その他のブログも見る