Language Cloud(Coursebase)に出資をいたしました

Language Cloud

学習・研修プラットフォームを提供

昨日HPでもリリースを出しましたが、Language Cloud, Inc.(現Coursebase)に出資をいたしました。


Language Cloudは大学や小・中・高の教育機関、英会話スクールを対象として語学学習に特化したBtoBプラットフォームで、Webベース・マルチデバイスでのコミュニケーションを可能にするラーニングマネジメントシステムの提供+Appセンターでの電子教科書などのコンテンツ提供を行っていきます。現在は一部のユーザーのみに解放されているプライベートβ版を運用していますが、いよいよこの4月から正式版をリリースします(上智大学の国際教養学部では一年生全員に提供されます)。直近も明日から米テキサス州ダラスで開催される、7000人以上の教授・講師が集まるTESOL International Institusion(英語を外国語として教える教師の国際団体)の年次大会での出展に向けギリギリまで新機能の開発を進めておりました。


教育、とりわけ彼らがターゲットとする語学学習・企業研修の分野は課題も多く、国内だけをみても日本人の多くは英語の読み書き聞き取りはある程度出来ても話せない(私もそうですが)、という状況が放置されてきました。一つは教師自身が学習計画に集中できない=雑務が多すぎるということが原因。もう一つは生徒側のモチベーションの問題が背景にあると想定されます。企業においても英語学習のニーズはあり、導入はしているものの語学研修の成果が見えづらい、ベンダーの最適な選定や社員ごとの研修進捗と業績との関連性などを分析したいができていないという課題があります。そこを解決する統合プラットフォームを彼らは作ろうとしています。

 

Co-CEOのJohnとBillyは米国人と日本人のハーフで、父親の仕事の関係で各国を転々としていました。そのため各地で新しい言語を身に着ける必要性とその難しさを実感していたのが、そもそもこの事業領域を選択した背景になっています。前職で一旦金融機関に勤めたものの、そこで働き続けることの意味を問い直し、一度の人生チャレンジすべきだと考えて起業に至っています。小さい頃から(定番みたいですが)レモネード売りをやってFC展開してみたりとか、子供のころのやんちゃな話から起業に至るまでの経緯などを飲みながら聞いていて、熱いな!と感じました。見た目クールですが、結構泥臭くていい奴らなんです(笑)。


DDの過程でこのプラットフォームについて大学教授や英会話スクールの代表、中学校の講師などプライベートβ版のユーザーさんにヒアリングをさせてもらいましたが、何かしら不便がないのか? と探りを入れたところ「これは不具合と感じていない。まだ彼らが完成していないだけだから。」と返ってきました。フィードバックに対しての解決のスピードや細かく刺さる機能を提供している点が支持を得ている要素の一つでした。こういった実際に使っているユーザーの口コミというのが一番期待できるのではないかなと思います(先生のコミュニティというのは横のつながりも強いので)。


私が投資したいと思った主な理由としては、事業・市場のポテンシャルと世界をどれだけ変えられるか、という大きさに魅力を感じたことと、経営陣やメンバーの動機の強さと泥臭さ、熱さに感動したことが挙げられます(細かい戦略の部分も当然見ましたが)。

 

彼らの成功がすなわち企業や教育機関の語学学習・研修の効率を上げ、世界中でコミュニケーションの壁を取り払うことにつながるということに、ワクワクします。だから今後も失敗を恐れず、目線を高く、どれだけ世界を変えられるか、勝負していって欲しいと願っています。

 

既存の投資家の皆様とこれから入ってこられるであろう未来の投資家の皆様とも協力しながら彼らの飛躍をサポートしていきたいと思います。


もし皆様の周りで企業の研修担当者、大学・高校・中学校・小学校の語学教師・先生や決裁者、英会話スクールの経営者の方をご存じの方はご紹介ください(笑)。 

 

※追記:出資後、企業向けにフォーカスし、研修内容も語学以外への対応を行い、2017年現在は大企業向けの研修管理SaaS事業を運営しています。 

 

Coursebase(コースベース)会社概要